Wednesday, June 20, 2007

伊島薫 (イジマカオル、Izima Kaoru)





伊島薫 (イジマカオル、Izima Kaoru)
1954年 (Kyoto) 生まれ、東京 (Tokyo) 在住の写真家。

1999年に光琳堂出版から出た 『死体のある20の風景 "Landscape with a corpse"』 は当時かなり話題になったと記憶している。
私も書店で手にとって内容を確かめた記憶があるのだが、これは古本屋でのことかもしれない。
そう、以前は古本屋でたまに見かけることがあったのだよ、『死体のある20の風景 "Landscape with a corpse"』 という写真集は。
どうも最近見かけないなと思っていたら、光琳堂出版が無くなって現物が手に入らなくなったことから、徐々にプレミアが付いたみたいで、検索してみると結構なお値段でオークションにかけられており、探してますという訴えや、やっと入手しましたといった報告をした内容のブログなどもチラホラ目に付いた。
今思えば買っておけばよかったなと思わなくも無い。
では、どうして当時購入しなかったかというと、単純に私がその死体を見てみたいと望む女優・モデルと実際に撮影された女優・モデルの死体が少し違っていたからで、しかし、違っていたいう割りには誰が殺されたのかもう憶えていなかったので調べてみたら、

秋川リサ、稲森いずみ、かたせ梨乃、小泉今日子、坂井真紀、篠原涼子、真行寺君江、高橋恵子、鶴田真由、富田靖子、永瀬正敏、広田玲央名、 細川ふみえ、松雪泰子、本木雅弘、山口智子、ミシェル・リー、

などが様々な場所で様々なブランドの服を着て殺されていることが判明し、この顔ぶれというのが豪華なは重々承知した上で改めて言うと、個人的にこれだという女優・モデルの死体がやはり欠けていたのだ。
が、今思うと、バスタブに横たわる松雪泰子の死体とか、かなりグッとくるシチュエーションもあったりするので、やはり買っておけばよかったかなと。

現在、美術出版社からイジマカオル名義で 『最後に見た風景』 という 『死体のある20の風景 "Landscape with a corpse"』 の流れを汲む写真集が出ているようで、こちらの顔ぶれは、

井川遥、板谷由夏、UA、加藤あい & 中島美嘉、小池栄子、タニア・ドゥ・イェーガー、富永愛、ともさかりえ、夏木マリ、長谷川京子、

といったものになっており、ポストした4つの作品もこの写真集に収められているものになる。
夏木マリを撮ったものとか、素晴らしくいいので、この写真集は欲しいな。

ポストした作品は上から、

"Natsuki Mari wears Luisa Beccaria (361)"、
"Igawa Haruka wears Dolce Gabbana (381)"、
"Hasegawa Kyoko wears Yves Saint Laurent Rive Gauche (411)"、
"UA wears Toga #373"、

の4作で、すべて2003年に撮影されたもの。

そのうち web 上で入手できる伊島薫 (Izima Kaoru) の作品についてまとめたいなと思っていたのだが、これでようやくまとめることができた。
ただ、画像はこれから使用許可を求めるので、もしかしたら数日後には大人の事情で消えている可能性がある。

模擬死体百景 其乃壱 One Hundred Views of Mock-Corpses 01 という、模擬死体百景シリーズの第一弾を今ポストした。模擬死体に興味のある方はこちらもどうぞ。(11.26,08)

Kunst Galerie Andreas Binder - Izima Kaoru
VON LINTEL GALLERY - NEW YORK
Izima Kaoru :: Studio La Città
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