Friday, September 04, 2009

Coco





Coco (ココ)
フランス出身のイラストレーター。
コリン・バーンというのが本名らしい。

パリでファイン・アートを5年ほど学び、卒業後はデザイナー向けのコミュニケーション・コンサルタントを務めたという。
2004年にロンドンへ移住。ここでもコンサルタント業を行っていたが、そういった中で他の人が手がけてはいないがニーズはあるというイラストがあることに気が付き、依頼を受けてイラストの制作に手を染めるようになった。

Cocoのオフィシャルサイトには、装苑に掲載された八代久里のテキストがあり、その中にCocoの発言が訳されていたので、そちらを引用しておこう。

「ロンドンとパリに住みながらその風景や訪れる様々な場所からインスピレーションを得る。特にアートとファッションに関しては“斬新さ、創造性、また大都市の鋭さ”という点で両都市は代名詞的存在なのだ。作品においては、最終的にフォトショップで編集するにしても、きちんとスケッチブックに作品を残していくと言うよりはむしろ、昔ながらの方法で絵の具や鉛筆によって描いたものやセラミック塗料を用いて実験的に試行錯誤しながらイラストレーション作りをし始めることが多い。最後に作品を整えながらミニマリズム化することを目指してはいるが、様々なテクニックを混合してハイテクとローテクの可能性を駆使しながら作品を完成させるのを楽しんでいる。」
c o c o p i t
Coco + Colagene, clinique d’illustration
columnDisplay より

No comments: